それ、野球肩かも!?中高生に多いスポーツ障害
こんにちは!下総中山よつば鍼灸院・接骨院です。
「ボールを投げると肩が痛い」
「練習後になると肩が重だるい」
「以前よりボールが投げにくくなった」
野球を頑張る中高生に、このようなお悩みはありませんか?
その症状、もしかすると「野球肩」かもしれません。
野球肩は、繰り返しの投球によって肩に負担がかかり、痛みや動かしにくさなどが生じるスポーツ障害の総称です。
今回は「中高生に多いスポーツ障害」シリーズ第5回として、野球肩の原因・症状・予防方法・身体のケアについてご紹介します!
野球肩ってどんな障害?
野球肩とは、ボールを繰り返し投げることで肩に負担がかかり、痛みや違和感が生じる障害の総称です。
投球動作では、肩の関節や筋肉、腱などに繰り返し大きな力が加わります。
特に成長期の中高生は、骨や関節が発育途中にあるため注意が必要です。
野球肩には、腱板などの筋肉・腱に関係する障害のほか、成長期特有の上腕骨近位骨端線障害(リトルリーグショルダー)なども含まれます。
「肩が痛い」といっても原因はひとつではないため、症状や身体の状態に合わせた対応が大切です。
こんな症状はありませんか?
- ボールを投げると肩が痛い
- 投げ終わったあとに肩が重だるい
- 腕を上げると肩に違和感がある
- 以前より肩が動かしにくい
- 投球時に力が入りにくい
- 練習後に肩の張りが強くなる
- 休むと楽になるが、投げるとまた痛む
- 肩や肩甲骨周辺の疲れが取れにくい
このような症状がある場合は、無理をして投げ続けないことが大切です。
「まだ投げられるから大丈夫」と思っていませんか?
なぜ野球肩になるの?
野球肩に関係する大きな要因のひとつが、投球による肩への繰り返しの負担です。
しかし、投球は肩だけで行う動作ではありません。
下半身で地面を踏み込み、股関節や体幹を使い、肩から肘、手へと力を伝えてボールを投げています。
そのため、肩以外の身体の状態も重要です。
① 肩や肩甲骨の動き
投球動作では、肩関節だけでなく肩甲骨も連動して動いています。
肩周辺の可動域や筋力、動きのバランスが変化すると、投球動作にも影響することがあります。
② 胸椎や体幹の動き
ボールを投げる際には、胸椎や体幹の回旋動作も必要です。
身体全体の動きを確認することは、肩への負担を考えるうえでも重要です。
③ 股関節や下半身の動き
投球は下半身から始まる全身運動です。
股関節の可動域や下半身の筋力、体重移動なども投球動作に関係しています。
④ 投球数や疲労の蓄積
練習や試合で投球を繰り返すと、肩への負担が蓄積することがあります。
特に疲労が強いときは、投球フォームが変化する場合もあります。
野球肩を考えるときは、肩だけでなく身体全体の動きや練習量も確認することが大切です。
成長期に注意したい「リトルリーグショルダー」
中高生の野球肩で知っておきたいのが、リトルリーグショルダーです。
これは、成長期の投球動作によって、上腕骨の肩に近い部分にある成長軟骨(骨端線)へ繰り返し負担がかかる障害です。
投球時の肩の痛みなどがみられ、適切な投球休止や治療が必要になる場合があります。
筋肉の張りだけが原因とは限らないため、成長期の肩の痛みを自己判断で放置しないことが大切です。
「痛いけど投げられる」は要注意!
中高生の選手は、多少の痛みがあっても練習を続けてしまうことがあります。
「試合が近いから休めない」
「レギュラーから外れたくない」
「チームに迷惑をかけたくない」
そんな気持ちから、痛みを我慢していませんか?
しかし、痛みがある状態で投球を繰り返すと、症状が悪化する可能性があります。
痛みがあるときは投球を中止し、早めに身体の状態を確認しましょう。
強い痛みや繰り返す痛み、肩が動かしにくい場合などは、骨や関節の障害がないかを確認することも重要です。
野球肩を予防するために大切な4つのポイント
① 投げすぎに注意する
部活動だけでなく、試合や自主練習も含めて投球量を管理することが大切です。
成長期は年齢に応じた投球数や休養日を意識しましょう。
② ウォーミングアップを行う
練習前には、肩だけでなく肩甲骨・体幹・股関節などを動かし、投球に必要な身体の準備をしましょう。
③ 身体全体の柔軟性や筋力を確認する
肩周辺の柔軟性だけでなく、体幹や下半身の筋力、関節の動きなども重要です。
自分の身体の状態に合ったトレーニングやコンディショニングを取り入れましょう。
④ 疲労をためすぎない
練習を頑張ることと同じくらい、身体を回復させることも大切です。
睡眠や休養を十分に取り、痛みや強い疲労があるときは無理をしないようにしましょう。
肩だけじゃない!当院では身体全体をチェックします
当院では、野球を頑張る中高生の身体のケアやコンディショニングをサポートしています。
肩の不調が気になる場合も、肩だけを見るのではなく、
- 肩関節の可動域
- 肩甲骨の動き
- 肩周辺の筋肉の状態
- 胸椎や体幹の動き
- 股関節の柔軟性
- 身体の左右差
- 練習量や疲労の状態
などを確認し、一人ひとりに合わせた身体のケアをご提案します。
また、身体の状態に応じて、手技による施術や鍼灸施術なども取り入れながら、筋肉の張りや身体のコンディショニングをサポートします。
なお、成長軟骨や骨・関節の障害が疑われる場合には、必要な検査や診断につながるよう適切にご案内します。
「最近、肩が張りやすい」
「練習後の疲労がなかなか取れない」
「投球に向けて身体全体をメンテナンスしたい」
そんなお悩みも、ぜひ当院へご相談ください。
痛くなる前から身体のメンテナンスを!
野球を長く続けるためには、痛みが出てから身体をケアするだけでなく、普段から身体の状態を確認することも大切です。
特に中高生は、成長とともに身体の柔軟性や筋力、動き方が変化する時期です。
日頃から身体のコンディションを確認し、練習と休養のバランスを整えていきましょう。
当院では、スポーツを頑張る中高生の定期的な身体のメンテナンスもサポートしています。
まとめ
野球肩は、繰り返しの投球によって肩に負担がかかり、痛みや違和感が生じるスポーツ障害です。
特に成長期には、筋肉や腱だけでなく、骨や成長軟骨に障害が起こる場合もあります。
大切なのは、「まだ投げられるから」と痛みを我慢しないこと。
そして、肩だけでなく肩甲骨・体幹・股関節など、身体全体の状態を確認することです。
「肩が張っている」
「以前より投げにくい」
「身体の疲れが取れない」
そんな小さな変化も見逃さず、早めに身体をケアしていきましょう。
これからも思い切り野球を続けられる身体づくりを、当院がサポートします!
お身体のお悩みは、下総中山よつば鍼灸院・接骨院へお気軽にご相談ください。

